衛生マスクの規格 | 衛生マスク通販

マスクの規格

マスクの性能の指標には、BFE(細菌濾過率)とPFE(微粒子濾過率)があります。

・BFE(細菌濾過率):
 マスクによって細菌を含む粒子(平均粒子係4.0〜5.0μm)が除去された割合(%)です。

・PFE(微粒子濾過率):
 マスクによって試験粒子(0.1μmのポリスチレン製ラテックス球形粒子)が除去された割合(%)です。

アメリカ食品衛生局(Food and Drug Administration)は、
医療用マスク - サージカルマスク(General and Plastic Surgery Devices)の基準を
BFE95%以上としています。

日本・アメリカ・ヨーロッパの防塵マスクの規格

捕集効率
試験 日本 検定規格 米国 NIOSH規格 ヨーロッパ EN規格
固体粒子 塩化ナトリウム NaCl 塩化ナトリウム NaCl 塩化ナトリウム NaCl
液体粒子 フタル酸ジオクチル C24H38O4 フタル酸ジオクチル CnH2n+2 パラフィンオイル CnH2n+2
粒径(μm) 0.06〜0.10
(個数基準中央径)
0.075±0.02
(個数基準中央径)
0.6
(質量基準中央径)
流量(litre/分) 85 85 95
区分 使い捨て式
DSD:DisposabieS:Solid
(固体)
Nシリーズ
N:Not resistant to oil
使い捨て式
FFRFiltering
FacepieceRespirators
基準

100mg供給する間の最低値

DS1:80%以上
DS2:95%以上
DS3:99.9%以上

200±5mg供給する間の最低値

N95 :95%以上
N99 :99%以上N100:99.97%以上

測定開始から3±0.5分後の値

FFP1S:80%以上
FFP2S:94%以上
FFP3S:99%以上

(質量基準中央径): EN規格の試験粒子の大きさは、個数基準中央径で0.06μm

吸気抵抗
試験 日本 検定規格 米国 NIOSH規格 ヨーロッパ EN規格
流量(litre/分) 40 85 30〜95
基準 DS1:45Pa以下(60Pa以下)
DS2:50Pa以下(70Pa以下)
DS3:100Pa以下(150Pa以下)
N95 :343Pa以下
N99 :343Pa以下
N100:343Pa以下
30(litre/分)
FFP1S:60Pa以下
FFP2S:70Pa以下
FFP3S:100Pa以下
95(litre/分)
FFP1S:210Pa以下
FFP2S:240Pa以下
FFP3S:300Pa以下

(  )は排気弁付

排気抵抗
試験 日本 検定規格 米国 NIOSH規格 ヨーロッパ EN規格
流量(litre/分) 40 85 160
基準 DS1:45Pa以下(60Pa以下)
DS2:50Pa以下(70Pa以下)
DS3:100Pa以下(150Pa以下)
N95 :245Pa以下
N99 :245Pa以下
N100:245Pa以下
FFP1S:300Pa以下
FFP2S:300Pa以下
FFP3S:300Pa以下

(  )は排気弁付

アメリカの医療用マスクの規格

危険因子 病院部署 職務 マスクの種類 BEF基準
血液
体液
骨髄液
尿便
鼻汁
喀痰
汗涙
嘔吐物
有機物
etc
手術室 執刀医
器械出し看護師
サージカルマスク
ガード付
95%以上
執刀医
麻酔医
器械出し看護師
サージカルマスク
外回り看護師
臨床工学技士
etc
サージカルマスク
サージカルマスク
飛沫用
救命救急部
内視鏡室
病棟
集中治療室(ICU)
歯科外来
中央材料室
etc
医療従事者
(ICU血管内留置カテーテル交換)
サージカルマスク
一次洗浄者用(手洗浄)
歯科診察者
内視鏡検査師
耳掛式マスク
カード付飛沫用
医療従事者 フェイスマスク
飛沫用
結核
水痘
麻疹
指定感染症
etc
病棟
集中治療室(ICU)
小児科
救命救急部
病理解剖室
呼吸器科
(気管支鏡)
医療従事者
(結核患者/被疑患者との接触)
N95マスク
患者 サージカルマスク
フェイスマスク
飛沫用
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) 病棟
集中治療室(ICU)
(1m以内ケア)
医療従事者
患者
フェイスマスク

N95マスクの規格

N95はアメリカのマスクの規格名です。
アメリカのNIOSH(National Institute of Occupational Safety and Health)規格の
Nシリーズ(Not resistant to oil)の規格です。

また、Nシリーズ他にはPシリーズなどがあります。
けれど、これらは医療用の規格ではありません。
粒子状物質の吸入防止のための産業用マスクの規格です。

このN95マスクが初めて医療用として使われるようになったのは、
結核の感染を防ぐためです。
そして、鳥インフルエンザ(SARS)が拡がったときに、
手に入れることができず、名前が知られるようになりました。

なお、日本では粒子状物質の吸入防止のための規格としては、
防塵マスクの国家検定規格があります。
防塵マスクのRS2、DS2と防毒マスクのS2のマスクは、
NIOSHのN95のものと同じ性能をもっています。